新たに事業を起こして間もないうちは、販路拡大や商品開発などの営業活動は当然に大事なことではありますが、その一方、財務活動については未経験な分野となり専門的な知識が要求され疎かになりがちです。しかし、これを疎かにすることはできません。
経営者と共に事業計画や資金計画を策定し、財務基盤を整えつつ経営体制を築きあげることによって、適時・適正な経営状況の把握をすることが事業成功の第一歩となります。
また起業の形(個人事業・法人・所在地・事業年度・目的・役員・資本金など)により選択し得る税制がそれぞれに異なるため、それを知らず不利益を被ることもあります。
これらのことについて、経営者に十分に理解を深めて頂き、事業成功の第一歩を共に歩みだしたいと考えています。
事業を始めるにあたり個人事業主として始めるのか、法人を設立して始めるのか、それぞれにメリットデメリットがあります。
個人事業主は所得税の対象となり、法人は法人税の対象となります。所得税と法人税では税率の構造が異なり、利益次第ではどちらを選択するかで大きく有利不利が生じます。
どのような主体で開業することが不利益のない出発となるのか、状況に応じシミュレーションを行い決定します。
また消費税についてもインボイス制度や納税義務の免除制度により、不利益のないスタートを選択頂けます。
法人を設立すると決まれば、設立手続きを進めます。設立するにあたって次のようなことを決めなければなりません。これらの事項をオーダーメイドにより寄り添いながら決めていきます。
起業できたら次は事業を成功に導くために必須な帳簿の作成をしなければなりません。当然確定申告を行う際にも必要となり、記帳方法などをオーダーメイドします。
法人の設立が完了したら、税務関係書類を税務署等へ届出なければなりません。
起業にあたり事業計画をしっかりと立てて実行することにより成功へと導きます。
起業したての頃はまだまだ資金力がなく、大きく商売することができません。金融機関等の力を借りて、大きくかつ着実に事業を継続できる計画を立案しましょう。
税務・会計に関わることはお気軽にお問い合わせください。